姉妹水着イベント4(淫獣聖戦)

aimai_mizu04

もうこの衣装嫌だ。 あと二回。 以下SS 「はあっ、はっ、はぁっ、はあッッ」 「どうした、亜衣? 儂を倒すんじゃなかったのか?」 「うるさいっ! そこで待ってなさい、すぐに行ってやるからっ」 くっ、おかしい……、私たちの、天神の力を受けても消滅しないなんて、どういうこと!?  私と麻衣は際限なく復活する、気持ちの悪い触手と戦い続けていた。いくら射ても地に落ち るだけで、すぐに私たちに再び向かって来る。これだけ数が多いとすぐ向こうに見える、 鬼本体に近づくこともままならない。 「はあ……、ぅ……っ、お姉ちゃん……っ、結界が、どんどん強くッッ……はぁ……ッ」 「麻衣ッ!」  淫気に耐えきれなくなったのか、麻衣の体勢がフラリと崩れる。そこへ、ここぞとばかりに 大量の触手が突進してきた。 ドンッッ!! 「お姉ちゃんっっ!!」  突き飛ばした麻衣が、今にも泣き出しそうな、呆然とした顔でこちらを見ている。 麻衣を逃がそうとした私が、逆に触手に体全体を搦めとられてしまったのだ。  私は自分の見通しの甘さを呪った。敵の正体がわからない以上、まず結界から脱出することに 専念すべきではなかったか。まんまと挑発に乗ってしまったのは私のほうだ……。 このまま共倒れになるよりは……麻衣だけでもッッ! 「お姉ちゃん、いまそっちへ……」 「麻衣っ、こっちは自分でなんとかするわ! それより、今からなんとか出口を開けるから、 あんたはそこから逃げるのよ!」 「お姉ちゃん!?」  慌てる妹を無視して、私はなんとか両腕を動かし、全ての力を矢に込めて麻衣にむけて放った。 矢を受けた麻衣は光に包まれ、結界の外へと消えてゆく。 「お姉ちゃん! お姉ちゃんも!」 「麻衣、神社に戻って天神子守衆の力を借りるのよ! 木偶の坊さんでもいいわ!」 「お姉ちゃん、すぐに、すぐに戻るから! それまで……」  麻衣の姿が消え失せるのを見届けて、安堵して目を閉じた私の意識は薄れていった。 天神の力を使い果たした今の体では、この強烈な淫気に耐えられようはずもない。 そのなかで誰かの高笑いと、近づいてくる大きな足音が聞こえた気がした。 続くー 次は長い駄文です。

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