キャロンバッドエンド2

ntest007

一度差し替えました。 前回の続きです。 以下SS

 あれから、あたしは何度も絶頂による気絶と、絶え間ない責め苦による覚醒を繰り返した。 ふと気づくと、根城に捕らわれていたらしい、他の女性たちも広場に引き出されていた。
彼女たちも 毎日、あたしと同じような目に遭わされているらしい。
その瞳には絶望と諦観が浮かんでいた。

 そのなかにひときわ美しい、人目を惹く気品を備えた女性がいた。
ユリアさんだ。

 そうだ、あたしは彼女を救出するためにここへ来て、こいつらの罠に嵌ったのだった。
あたしたちはお尻を並べて、散々にレイプされた。
あたしたちのスタイル、顔についてから始まり、どこをどう責めたらどんな反応をしたか、
中の締め付け具合がどうだとか、何回……連続でイかせたか、
とか勝手な品評が、飽きることなく 繰り返された。

 ユリアさんよりあたしのほうが良いと褒められたときは、嬉しくて敏感な体が震えた。
その男には 精一杯の奉仕をしてあげた。
もはや正常な思考は欠片も残っていなかったのだ。

 ユリアさんの状況も似たようなものだったのだろう。
彼女の気品あふれる瞳は、あの時―― ラモー・ルーの催眠にかかったときのように、
色を失い代わりに壮絶な色香を放出していた。

「それで、こいつらどうします? やっぱり都のほうへ売っちまうんで?」

 下っ端の男の声に注意をひかれて、あたしの意識が表層へ浮上する。
今は 女たち全員が広場中央に並べられ、男たちに精液の集中砲火を浴び続けていた。
もちろん あたしもその中の一人だった。

「そうだなあ、この二人はもったいないが……、素質も上等だし、相当な値がつきそうだからなぁ」

「あ……、っっあ、はぁっ……、はぅッッ!」

 売られる……、奴隷として、あたしたち……!

 男たちの精液を体中に塗りたくりながら、あたしは奴隷として売られる恐怖に怯え……、
同時にそんな境遇に堕とされる自分の姿を想像して……はしたなくも、イってしまったのだ……。

「へへへ、こいつ、売られるって言われて興奮してやがる」
「とんでもない変態さんだな、こいつ!」
「こういう気の強そうな女ほど、マゾなんだよな」

 ああ……、そうなのかな、あたし……!

 見抜かれて罵られる羞恥にも、体が熱くなる。もう、なにも考えたくないッッ……!!

「そらそらそらそらっ! 全員でこの二人にかけてやるぜ!」

 盗賊たち全員が、いやらしいあたしたちに侮蔑を込めて向き直る。

 ああ……、はやく、はやくッッ!

「そらッッ!!」

 どぷっ、どぶどぶッッ、どびゅるるっっ!!

「ああッッ、かけてえっッッ、もっとあたしを穢してええッッ!!」

 びくっ!ビクビクッ!びくぅぅ!

 最後の一線を越えたあたしの体は燃え上がり、男たちの精液の最後の一滴まで受け止め尽くした。
あたしは涎を拭きこぼしながら、何度目かわからない、壮絶な絶頂に達し、意識を失った。

 気づいたのは、自警団のテントの中だった。
あの後、あたしの村を中心に捜索隊が出され、 ここを突き止めたと言うことだった。
ふと見ると、ユリアさんが他の女性たちの看病に動き回っている。
やっぱり凄いなぁ、ユリアさんは。あたしも頑張らなくっちゃ。辺境の女は強いのだ!
あたしは起き上がり、ユリアさんの元へ駆け寄っていった。
おわり

キャロンバッドエンド2」への2件のフィードバック

  1. 長いことblogで更新されていたことにきづきませんでした笑
    キャロンは原作だとロリロリで圏外だったんんですが
    kouverのはイケてますな!
    ゲームのほうも期待しとります
    ときに天津姉妹の羽衣を着たCGは描かれないのでしょうか

  2. コメントありがとうございます。
    こっそり更新してましたw
    羽衣を着たCGですが、変身後の姿というのは
    (自分の中で)話が進んで、制服でやり尽くした
    後、最終盤だなあ、と考えてました。
    なのでそのうち描くと思います。妙なこだわりで
    すいません(笑

コメントを残す